風に転がる紙屑に書かれたような美しい、光と踊るネズミのグラフィティ史 横山 隆平

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風に転がる紙屑に書かれたような美しい、光と踊るネズミのグラフィティ史

photo by 横山 隆平


説明をほどこそうとはしない光にひたっている、あふれんばかりの素晴らしい記号たち──。
マノエル・ド・オリヴェイラの言葉に惹きつけられながら撮影された、誰でも見知っている名詞(記号)、街に転がっている静物。
それら先の言葉に呼応するようなシンプルで光に満ちたモノクロ写真は、不思議な強度を伴った静寂を纏っている。


横山 隆平(Ryuhei Yokoyama)

○略歴
写真家。1979年大阪府生まれ。
モノクロフィルムによる都市写真を中心に作品を展開。
Photography Magazine 81LAB.、CITYRAT press立ち上げに参加。
主な作品集に「酔っぱらったピアノ弾きのようなやりかたでシャッターを押せ」、「果たして路上は、都市のネズミの書く詩のように続いてゆく」等がある。
2016年写真家・内倉真一郎と共にゲリラ展示プロジェクトPIS/ピス(Photograph in the street)をスタート。
近年の展示に「沈黙と静寂」(京都 元・淳風小学校 KG+ 2017)がある。

HP:http://www.yokoyamaryuhei.com/

■今後の活動予定
2018年7月13日出版予定 
「風に転がる紙屑に書かれたような美しい、光と踊るネズミのグラフィティ史」
判型:297 x 210mm
頁数:96頁、掲載作品47点
製本:ソフトカバー
価格:3,000円 +税

─ どこかで読んだマノエル・ド・オリヴェイラの発言、"説明をほどこそうとはしない光にひたっている、あふれんばかりの素晴らしい記号たち"という言葉に
惹きつけられながら ─という展示の際に書かれたステートメントにあるように、一連の作品群は2012年頃から2018年にかけて、都市に転がる記号、
都市を構成する雑多な対象を静物としてひとつひとつ切り取り、撮影と展示を繰り返し行いながら発表、更改が続けられた。
その過程でグラデーションのように自然に視線や対象が雑景やイメージ、グラフィティへと移っていった。
それらは昨年までに「都市と物ども三部作」として企画され、第一部、第二部が少部数のZINE形式で出版された。
本作は第一部、第二部に未刊行の第三部と共に新たなカットが加えられ再編集、完結された。
フィルムによる圧倒的なモノクロ写真群は、やがて沈黙に似る──。

☆バッファロープレス立ち上げ写真展のお知らせ
バッファロープレスの初となる出版作家達による合同展示を、2018年8月28日(火)〜9月9日(日)までRoonee 247 fine artsで開催致します。
上野裕二、水渡嘉昭、多田ユウコ、土佐和史、パイソン中村、溝縁真子、横山隆平。
さまざまな作風と個性を持った七名の作家達が写真集の出版に合わせた展示を行います。
オープニングレセプションでは、出版作家七名と開催ギャラリー主催者の篠原俊之氏によるクロストークで、今後の作家とレーベルの活動や写真業界の展望を掘り下げる。
また期間中の週末には、写真で飲むイベントとしてギャラリー飲み屋"スナックルーニー"を開店します。
会場ではすべての作品集が購入できますので、ぜひお越しください。

2018年8月28日(火)〜9月9日(日)
出展作家:上野裕二、水渡嘉昭、多田ユウコ、土佐和史、パイソン中村、溝縁真子、横山隆平 *七名の作家とギャラリーオーナー篠原俊之氏によるクロストーク、
オープニングレセプションやギャラリー飲み屋"スナックルーニー"の詳細につきましては近日中に掲載致します。

Roonee 247 fine arts
12:00〜19:00
会期最終日 16:00閉館 月曜日休館
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F
TEL & FAX 03-6661-2276
roonee HP:http://www.roonee.jp/


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